約20年前の写真から(特急車)

1996~1999年頃フィルムで撮影した近鉄電車の写真から今回は特急車をピックアップします。

1996年はビスタEX改造1本目が登場した年ですが、それまで数年の間に11400系や18400系が急速に置き換えらており、もうあと1~2年早ければ12200系未更新車なども見られたという若干残念なタイミングでした。

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昼間前照灯点灯が始まる前のアーバンライナー

22000

22000系の朝下り1本目の特急。冊子体時刻表などには行先幕が黒地のものが掲載されていましたがこれはごくわずかな期間だったようで、沿線で待っていても全車赤地幕でした。

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12600系12601Fは下枠交差型パンタグラフ2基搭載という点が見た目上のポイントでした。12602Fは1基搭載なので12410系と似ており捜索断念…

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12410系の場合、パンタグラフの配置は1基ずつ

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名古屋・湯の山温泉行特急はこのころまだ午前・午後1本ずつありましたが、何年かかけてまず午後の列車が名古屋行になり、午前のものも名古屋行になりました。青山町車庫は建設途中。

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12200系には6両固定編成がありました。もう数秒前に撮っておけば影になっていないような…

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12200系にはいろいろあったようで、これはMc車が下枠交差、中間M車がひし形パンタグラフという4両編成。妻面には側面同様塗分けが回り込んでいました。

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冒頭で触れたビスタEXですが、最初に改造された編成は運転台側に碍子が残っていました。

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ちょっと下が切れていますが原型のビスタカー

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昼間点灯がはじまった1997年、伊勢志摩ライナーも編成数が増えて撮りやすくなっていました。7月の撮影ですがそれにしても運転席が暑そうです。

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夕暮れ時のアーバンライナー

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パンタグラフ2基×4が並ぶアーバンライナーの8両編成

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細かい違いはあるものの数年前までは「よくある」光景

約20年前の写真から(近鉄いろいろ)

特急はどう整理したらいいか検討中なので先にそれ以外の近鉄電車をピックアップしてみました。

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18200系あおぞら2。M車・T車ともパンタグラフ各1基搭載

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4両編成は先頭車を中間車に改造しているため、2両目と3両目の連結部が丸まっている

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伊賀線860系標準塗装。1996年当時、伊賀線の伊賀神戸・上野市間は毎時2本であった。

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塗分けの違いの意味は冷房改造の識別用だったらしい、と後年知った

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1997年10月、忍者塗装になったばかりの861F。これに乗って伊賀上野までSLを見に行った

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日没間際の1481系鮮魚列車(下り)時刻表にない列車のため沿線で観察を重ね、18時40分ごろということがわかったため夏至後まで季節を待った結果。

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鮮魚を待っている間に撮影した1407F+5200系の区間快速。4両目のトイレ白窓は後年、車体更新で埋込み。

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1400系でも1401・1403Fは側面種別灯2個タイプ(→車体更新で方向幕に)、1405・1407Fは当初から方向幕であった。そのほか外観上は前面の車号の文字サイズも異なる。

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1998年10月の五位堂のイベントで間もなく廃車と説明された東大阪線7000系回送用電動貨車11・12

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ベンチレーターがある8000系前期型。8052、8056Fは裾帯なしの塗装で2002年ごろ撮った写真がありますが、その他はVVVF車・シリーズ21に入れ替わって廃車が進んでいました。

約20年前の写真から(VVVF車)

1996~99年ごろフィルムで撮影した写真の中からどれも一緒のようで少しずつ変化しているVVVF車を掲載します。

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1997年9月に撮影した1441F。3200系以降新造時の妻面塗装はホワイトでした。

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1998年7月の1441F。塗り替えのタイミングは新造から3年程度でした。

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1997年3月に撮影した1625F。この角度だと配管が白いのがわずかに見える程度

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比較ということで・・・同じ1997年3月時点で1253Fは塗り替えが済んでいました

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1996年10月の5201Fによる臨時快速急行。まだ英字なし幕が使われていました。

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1996年10月、名古屋発八木行臨時急行。2001年春には上本町まで延長されたこともあります。

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1997年3月、折り返し上本町行区間快速になる10両編成の青山町行各駅停車

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1996年に登場した6両固定編成の1641F。夕ラッシュ前のため2両増結した8両編成になっています。1997年6月1日から昼間前照灯点灯が始まった直後の様子。

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1997年7月 中川発名張行急行の1260F。この編成は2007年に大阪線用になりましたが、名古屋線用だったときも名張までは時々紛れ込んでいました。近年また名古屋線用に戻ったようです。

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1997年7月、L/Cカー5800系が登場。当初は2両目(サ5711)はトイレなしの仕様でしたが1年もたたないうちにトイレ付の現行サ5711に差し替えられ、奈良線のサ5703になっています。

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1997年12月、行き違い設備新設工事中の飛鳥駅に到着する6432F。当時は橿原神宮前-吉野口または壺阪山の区間列車が2~4両で運転されており、吉野口までの列車の一部がワンマン運転でした。

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1997年12月、4両編成ながらパンタグラフ4個搭載だった6621F。

 

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1998年7月、中川発名張行急行の1243F。1233系のうち43,47,48Fは大阪線用でしたが、2002~2003年に名古屋線に移りました。

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1998年9月、大阪線の準急運用の1247F。この車両も現在は名古屋線用。

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1998年9月、定番1401Fと1421F の組み合わせ。2006~2008年の約2年間休車後に更新工事がされ、いまでは2両単独での運用にも入るようになっています。

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1998年10月、五位堂でのイベントで展示された5813F。いま見返すと隣のビスタEXが難波・松阪という幕を表示していますがこの行先表示はどんな列車で掲出するためにあるのでしょうか?

 

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5800系が2本体制になったあと2001年3月まで続いた5800系+5200系の10両編成(次の写真に続く)

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上の写真の折り返し上本町行区間快速。5800系は2001年3月以前は青山町以西で使用されていました。

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ただの1253系ですが普段名古屋線用の1267F(1999年7月)

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1999年7月、裾帯省略になった2410系を1444Fと1432Fで挟んだ6両編成

 

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1回目の塗り替えで裾帯なしになった1641F(1999年7月)

 

 

 

約20年前の写真から(2600・2610・2800系)

1996~99年頃フィルムで撮影した近鉄電車の写真のうち特徴的なものを掲載します。

2600系

4扉ボックスシートの車両で2610系がロングシート化改造されたあとは目立つ存在でした。朝8520列車・夕方9921列車(いずれも区間快速)の固定運用で季節によっては昼間に臨時の快速急行で大阪伊勢間を1往復挟む形で使用されていましたが、2001年3月のダイヤ変更で朝ラッシュ時の区間快速が1本削減されたときに大阪線の定期運用はなくなりました。名古屋線用はもう少し遅くまで残っていたようです。

シートピッチが非常に狭いため大人が4人座るには通路側の人は通路に向かって斜めに座っていることも多い状況で、2001年3月31日に貸切運用で力士が乗車した際には1ボックス1人で使用されていました。

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2601F+2604F(1997年3月)

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2603F+1261F+2両の名張発名古屋行急行623列車(1996年9月)

2610系

2610系は1990年代に車体更新にあわせてロングシート化が行われていましたが、2621Fは1996年にL/Cカーの試験車として改造され、その後2626, 27Fが名古屋線投入分のL/Cカーに改造されています。その関係で2622~24Fは入れ替わりで大阪線用となりました。

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L/Cカーに改造され名古屋線用になる前の2626F。1996年当時わずかに残っていた英字なし方向幕

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更新前の外観上の特徴は運転台のデフロスター、側面種別灯、2両目の白色トイレ窓(1996年10月)

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更新後はデフロスターを熱線入りガラスに変更。折り返し上本町行区間快速になる10両の各駅停車(1997年3月)

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車体更新前の2623Fは名古屋線用(1996年6月)

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ロングシート化され大阪線用となった2623F(1999年7月)

2800系

2800系はもともと2610系と同時期に製造されたロングシート車で、1996年頃まで3両編成も大阪線で走っていました(手ぶれのひどい写真しかありませんでした)。3両編成は4本すべてが名古屋線用になり、1997~98年には車体更新時期にあわせたL/Cカー改造で2811, 13, 15Fが名古屋線用となったほか、その後も2809, 12, 14も名古屋線に移っています。2003年に名古屋線に移った2817Fは最近再度大阪線で使用されています。

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1996年6月時点でク2914の方向幕は英字なしでしたがその後10月には取り換えられていました

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4両編成のなかで2809Fだけは3両にできる構造になっていました

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車体更新前の2811F(1996年10月)

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2816, 17F は車体更新前でも熱線入ガラスでデフロスターの「枠」がありません(1998年7月)

次回はVVVF車をピックアップします。

約20年前の写真から(2400,2410,2430系)

1996~99年ごろフィルムで撮影した近鉄電車の写真から今は見られなくなったものを中心に掲載します。

2400系

金属バネ台車、扇風機、ベンチレーターという仕様の車両は2000年代初頭までにほとんどが廃車になりました。標識灯や広幅貫通路も特徴でした。05・06の編成は信貴線用として残り、2003年に1430系に置き換わったあとなぜか名古屋線で少しだけ走ったのちに廃車になっています。

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1996年「3920列車」まだこのころは快速急行が上本町着11:50ごろまで1時間ごとに走っていました。

2502

2402F

2403

2403F

2410系

空気ばね台車、ラインデリア装備の仕様で2411~2430Fと2410F、および単車の増結用Tcとしてク2591~2593が製造されました。単車のTcは冷房化とあわせて固定編成化され、1990年代後半の時点では2591は名古屋線の2470系に組み込まれており、2470系の同時に廃車となっています。2592・2593は2430系3両編成の中間電動車2461・2462を抜き取ったうえ1200系を新造した現在と同じ4両編成となっており、大阪線で使用されていました。前述のク2591の廃車以外には、2411の編成が2007年に検測車に改造されています。

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2417F 側窓の把手が2個のツマミになっているタイプは車体更新とともに消滅(1996年)

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1999年3月、2415F が裾帯と雨どいの帯を省略した1本目となりましたが、この編成だけ妻面もホワイトでした。(1999年~2002年に現行塗装に塗りなおされるまで)

2593

ク2593-モ2462-サ1382-モ1212という反対側が1200系になっている編成。2001年3月までは青山町以西の列車で使用されており、それ以降は2610系と共通運用となりましたが、2002年~2003年に名古屋線に転用されました。

2430系

現在の2430系は2~4両編成が混在していますが、もともと3両編成で2M1Tで製造されたもの(大多数)と1M2Tで製造されたもの(少数)があり、それらを1M1Tと2M2Tの編成に組み換え、不足するT車を1810系(サ1960・1970)や1480系ク1590を改造したサ1550で補い、3両編成で残ったものは2M1Tに揃えられました。

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サ1550(1553~1556)は2433~2436Fに組み込まれており、金属バネ台車・ベンチレーターという1世代古い仕様のため1999年(?)までに廃車になり当該編成はふたたび3両編成になりました。その後も名古屋線に転用されたり、別の編成からサ1970をもってきて再度4両になったり複雑な変化をしています。

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3両目のサ1550は先頭車を改造した車端部の窓が特徴

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2435F(1999年1月)

 

1998~2007年の間、2446Fは1000系と組み換えモ2446-モ2466-サ1151-ク1101が大阪線で、モ1001-モ1051-ク2546が名古屋線で使用されていました。これは1997~98年に名古屋線にL/Cカー4両編成を投入する際、車体更新のタイミングにあった大阪線の2811,2813,2815,2626,2627Fを改造して名古屋線用とし、その入れ替わりとして編成されていたものです。

1101

2446F(1999年7月)

次回は、同時期の2600・2610・2800系の様子をピックアップします。

 

Minor Updates (Apr.30, 2017)

I have made the following minor updates for both Kintetsu Nara Line and Osaka Line add-ons.

(Nara Line)

  1. Speed limit in Ikoma tunnel (between Ikoma-Ishikiri) has been corrected.
  2. New horn sounds that enable ‘hold down’ key action have been introduced into type 5800/1252 rolling stocks, corresponding with type 6413/6432 on Minami-Osaka Line

(Osaka Line)

  1. New horn sounds that enable ‘hold down’ key action have been introduced into type 5800/1253/1422/1220 rolling stocks
  2. Some ambient sounds have been installed (dog, frog and escalator; only sound slightly).

2017年4月30日~ 奈良線・大阪線のアドオンに以下の小変更を行いました。

(奈良線)

  1. 速度制限1か所(生駒トンネル内)の修正
  2. 5800系・1252系の警笛について、キー長押し対応化(先日の南大阪線6413・6432系と同一)

(大阪線)

  1. 5800系・1253・1422・1220系の警笛について、警笛のキー長押し対応化
  2. 環境音の追加(犬、カエル、エスカレーター。ただしかすかに聞こえる程度の音量です)

以上

6413系・6432系 (南大阪線用車両)

このたびRabbit-car氏・南大阪線委員会(http://mottyan0128.web.fc2.com/index.html)の近鉄南大阪線アドオンに6413系・6432系車両を採用いただきました。

サイズ変更ウィザード-4

見た目は近鉄電車の「どこにでもいる」形ですが、南大阪線系統の急カーブと勾配が点在する路線事情に適した走行性能となっており、標準軌各線とは異なったモーター音・走行音の響きが特徴となっています。

また、1986年の6400系から10年あまりの間製造が続けられた関係で改良が重ねられ、今回そのうち最も後期型の6432系と真ん中あたりの6413系を製作しました。

運転シナリオも急行・準急・各停3種別それぞれ随所に工夫が凝らされていますので是非お楽しみください。